一心二葉 - 茶葉に込めた思い -

寒暖の差により茶葉に栄養が凝縮され、1年間かけて育った新芽を適期に摘みます。日本茶は鮮度が命ですので、葉が傷まないように空冷で冷やします

手揉み製法を生かした技術

日本茶の元祖伝統製法　手揉み。現在使われている機械の元であり基本ですので、手揉み製茶技術を極めることで、伝統を守り継承し技術の向上に繋がります。抹茶商品においても、手揉み茶の伝統製法を生かした技術で製造しています。

「根本園」6代目茶師・根本宏紀

高校を卒業後、静岡県にある独立行政法人　野菜茶業研究所（現在：国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構）で2年間、お茶について学ぶ。その後、1年間の修業を経て帰郷。現在は根本園で茶葉の栽培から製造加工、商品化までを手掛ける。また、2016年 G７ 茨城つくば科学技術大臣会合、2019年 G20 貿易・デジタル経済大臣会合にて、手揉み茶を実演。先進7カ国（G7）首脳会議（伊勢志摩サミット）に合わせてつくば市内で開催されたＧ7科学技術大臣会合では、手揉み茶の茶葉を使い、氷水で3時間かけて抽出した緑茶をふるまうと、各国の関係者が絶賛。また19回全国手もみ製茶技術競技大会最優秀賞受賞するなど日々技術の向上に努める。